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蒼樹が自身の平凡かつそこそこつまらない日々を映画やらラーメンやらコーヒーやらぬこやらを織り交ぜて語るブログ
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結構遅くなりましたが



「機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛」



 明るいZガンダムと言うことで去年から続いていた3部作の最終章。

 正直、文句なしの出来でした。

 もともと持っていた作品の難解さと言う部分は仕方ないのですが、クライマックスの連続、見せ場の連続でこれ以上ないぐらいに疾走感とボリュームのある代物になっていました。



 新解釈したことで、Zという作品の悲壮感はある程度薄れ、変わって主人公の秘めた情熱(というか誰かのために何かを成すという覚悟)みたいなものが表面化していました。

 正直ずっと器用貧乏な戦い方をしてたみたいですが、そのことで主人公に対する好感度が一気にUPしました。



 さて、この新説Z、誰も見たことのないクライマックスと言うことで話題にもなっていたのですが、きっちりと締めてくれたと思います。テレビ版は見たことがなかったのですが、いろんなメディアを通じて知っていた主人公の最後に対し、それはどうなんだ、と思っていた部分があった自分としては今回のEDは普通にしっくりくるものとなっており、大変満足でした。





 ところで、今回の映画はとある人と一緒に行ったのですが、Zのテレビ版をオンエアで見ていたというその方曰く

「今回の映画は、若い世代が昔の世代が絶賛する幻影を確かめに行くという目的もあるんだろうね」

と言うことでした。

 確かに、と思いました。正直自分はこの映画をみるまで、ガンダムシリーズで一番苦手なのはZZ、その次がZだったのです。

 普通だと見に行かなくてもおかしくないのに言った理由にはそういう部分もあるんだな、と思い、改めてガンダムという作品のすごさ、おそろしさを感じました。



 と、そんなところで。

 ともかく、ガンダム好きならば言っても問題ないというかむしろ行け!
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1983/12/20
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