やさしさとつよさとなさけなさと

　微妙に今不機嫌だったりします。

　理由は、自分自身。

　自分が怒れないという事。


　腹が立つような事を言われても、それに対して何とかその場をやり過ごすような言葉を言ってしまう。

　自分の思った事を正直に言うことが出来ない。自分の感じた事に蓋をして気づかないフリをしてる。
　…自分自身を偽ってる。

　ある意味、それはやさしさと思われるのかもしれない。

　周りの事を考え、穏便に済まそうとする。何をやっても怒らない。状況を見据え、自分を客観化し、メリットとデメリットを考慮する。

　社会的に考えると、怒るという行為はマイナスな面が多い。
　それは自分だけの意思を言葉や表現、時には暴力を持って無理に相手の意見を潰そうとする行為にもなりえるからだ。
　そのため、直ぐに怒る人は敬遠されてしまう。

　だから、怒らないで済ます。穏便に生きる。
　人の言葉を聞いて、笑って済ませる。

　だけど、それは同時によわいという事にもなる。

　怒るべきところで怒れない。理不尽に対してもそのまま従う。
　それは確かによわさになる。

　どうも、自分はそういった理不尽に対しても免疫が出来すぎてしまっているらしい。もしくは、かなり鈍感なのだろう。

　その場で聞いてもそれほど怒りをもてなくなってしまっている。

　ただ、後から考えてみるとどんどん怒りが湧いてくることもある。

　そういうとき、非常に自分が情けないと思う。

　……結局何を言いたいかというと、自分も腹が立つことがあれば怒る事もあるって事。

　俺がそんな素振りを見せないからといって、怒らないとは思って欲しくない。言って欲しく無い言葉だってあるって事。

　っと、ここまで書いてはいるけれど多分関係する当人はこのページ見る事も無いので単なる愚痴でした。

　そんなオチ。

　…オチてないけど。